月別アーカイブ: 10月 2011

あなたが絶望していることは何ですか?

BREAD AND ROSES 7 のサブタイトルは、「希望は、絶望の、後にある」。参加者の方々に、「あなたが絶望していることは何ですか?」というアンケートを書いていただき、そのコメントをもとに、テーマ・トークをすすめました。イベントでは、限られた時間のなかで、わずかのコメントしか取り上げることができませんでしたので、ここで、その一部を紹介させていただきます。 この大震災にあった経験をもちながら、変えるべきを変えようとしない、見るべきことを見ようとしない。 節電でこの夏は仕事がなくなった。 日本の政治、政治家  「がんばろう日本」の大合唱で、ますます声をあげにくくなっていること。 被災地のボランティアに行ってきました。街ごと、コミュニティごと破壊された現地を見て、「頑張ろう日本」などとキャンペーンをはる企業、TVの温度差、政治の対応の遅さに絶望を感じています。 沖縄を見捨て、福島をまた見捨て、過疎の村や町を見捨ててきた日本(政治家も人々も)。若者の3/1の将来への見通しが立たないような状況を作り出してきた日本、どんな未来があるのか。 日本の「男」! 民主主義 老後の生活 金持ちは益々金持ちに、貧乏人は益々貧乏人に、の状態。 50を過ぎても収入がない。なおかつ独身である。孤独死がちらつく。 *当日のイベントの様子は、ユーストリームでご覧いただけます。 http://www.ustream.tv/channel/breadandroses

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【B&R7フォトギャラリー】

2011年7月14日(THU) BREAD AND ROSES7 ~私たちにパンと誇りを!~ 「希望は、絶望の、後にある」 ☆オープニング☆ 反貧困たすけあいネットワークの活動紹介からスタートです! 司会は、河添誠代表運営委員&湯浅誠事務局長。 掛け合い漫才(!)のように息がぴったりと合う進行の中、イベントは和やかに進みます。ちなみに、ふたりが手にしているのは、反貧困たすけあいネットワークの“うちわ”。この夏、ホームページ完成記念に作成しました。節電に少しは貢献できたでしょうか。 飛び入りで参加してくださった福島みずほさん(社民党党首)からの力強いメッセージに、参加者からは大きな拍手が湧きました。 ☆ゲスト・トーク☆ 森口豁さん(ジャーナリスト) 鎌田慧さん(ルポライター)         ☆テーマトーク☆ 「希望は、絶望の、後にある」 後半は、会場からの質問も交えながら「希望は、絶望の、後にある」をテーマに語りました。           エンディングは、JariBu Afrobeat Arkestra のパワーあふれるアフロビートに会場の盛り上がも最高潮に。 裏方スタッフもホッと一安心。 次回のBREAD AND ROSES でお会いしましょう!

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バングラディッシュ滞在記⑦~マイクロファイナンスの現実~

バングラデシュの空港を離陸して日本へと向かう飛行機の中で、後方に広がるバングラデシュの肥沃な大地を眺めながら、2週間の滞在を通して目にしてきたマイクロファイナンスの数々の姿について、改めて思いを巡らせる。 バングラデシュに行く前までは、バングラデシュとは、このようなものだと思っていた。 ・貧しい家庭の主婦に対し、無担保無保証の少額融資を提供する。 ・5人1組の連帯融資制か、連帯保証制をとる。 ・小規模な事業を行わせて、資産を増やし返済させる。 ・借入人に対し綿密なサポートを行うことで、貸倒れを防ぎ、貧困から脱却させる。 だが実際に私がみてきたマイクロファイナンスの現実は、以下のようなものだ。 ・貧しい家庭の主婦限定としている機関もあるが、男性や、未婚の成人女性に対しても融資を提供する機関も数多く存在する。 ・5人1組の連帯融資、連帯保証の制度を設けている機関もあるが、借入人のほとんどは個人融資を希望しており、機関もそれに応じている。借入人が個人融資を希望する理由は、他人と共同で融資を受けるのが煩わしいから。実際に、個人融資と連帯融資(連帯保証)で返済率が変わらないということが実証され出しているため、多くの機関で個人融資を行っている。 ・事業を開始するためにローンを受ける人もいるが、実際には、生活費や教育費、医療費を賄うために一時的にローンを借りる人がはるかに多い(8割)そのため、多くの機関では借入人の「貯金」の額に基づきローンを提供している。貯金がない人は、まず毎月定期的に預金をさせ、一定額に達したらその数倍を貸す、という方式をとっている。 ・一番重要なサポート体制だが、これは、訪問したバングラデシュ機関は、程度の差こそあれ、全て借入人に対して経営面、生活面でサポートを行っていた。だが、現地でのヒアリングで、全くサポートをしないという機関もあるとの数多くあるとの声を多数聞いた。(特に新興系の機関に多いとのことである。) ・BRACやグラミン銀行などの大手機関は、最も貧しい人(1日1ドル以下で暮らす人々)に対しては、「融資」ではなく、「助成」を行っている。

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